保福寺永代供養塔工事 その2
皆さんこんにちは。
石の武蔵家システム担当のやまもです。
先日から蓮田市にある保福寺において、
新しく永代供養塔を作るための工事を行っております。
今回は前回の続きからお話します。
上の写真は転圧を行っている所です。
転圧とは地盤を強固にするために砕石等を敷き詰めて、
それを転圧機と呼ばれる機械によって地面を押し固め、
砕石の圧縮・振動によって地盤を固める作業のことを言います。
この作業をしっかりと行っておかないと、
地震で地盤が崩れて根元から供養塔が崩れてしまいます。
転圧を行った後、頑丈な鉄骨を繋ぎ合わせて接合を行います。
一般的なコンクリート工事においてはこの作業は欠かすことができず、
鉄筋をあらかじめ配筋することによって、
鉄筋とコンクリートがそれぞれ持っている長所と短所を補い、
より強固な地盤を作ることができます。
配筋を終えたらいよいよコンクリートを流していきます。
コンクリートの歴史は古く、古代ローマ時代から使われている伝統的な工法です。
最近では高層ビルなどに使われるより強度の高いコンクリートや、
コンクリートと骨となる素材の間に空間を作ることで、
コンクリートなのに植物の栽培をできるようにしたものなど、
多種多様なコンクリートが使用されています。
今回はここまでとなります。
次回はいよいよ供養塔自体の準備に入ります。