本小松石の写真
本小松石建墓例

説明

現存する石材の中では最も古い歴史を持つ石材です。
箱根火山の噴火で溶岩が海に押し出され急速に固まってできた安山岩で、希少性の高い石材です。
耐久性の高さもさることながら、きめが細かく見た目が美しいのと同時に、
加工のしやすさから様々な加工が施しやすく、本小松石の人気を支える理由の一つとなっています。

特徴

安山岩でありながら硬く、耐久性、耐火性に優れている。吸水率は高いが、加工しやすい。
色合いは気品のある淡灰緑色の色調。わずかに緑がかった灰色が最上級とされている。
本磨き加工をすることで独特の模様と緑色の石面になるが、
切り出した状態では表面が赤褐色をしている。
昔から墓石、建築材、モニュメント工芸製品など幅広く使われている。