入浴剤
皆さんこんにちは。
石の武蔵家システム担当のやまもです。
2016年の今頃の時期、
全優石ブログに入浴剤についての記事が書かれていました。
そこで今回はこちらでも入浴剤について色々と調べてみました。
そもそも入浴剤の始まりはとても古く、
紀元前2700年頃の中国ではすでに、
入浴剤となる様々な種類の塩の抽出法や使用法に関する書物がありました。
古代ギリシアの方でも患者を海水に浸すことで、
様々な病気を治すという方法も伝わっていました。
このように、昔の人々は塩に殺菌効果があることを知っていたため、
それを入浴剤としてお風呂に入れることで、
健康を保つということが知られていたようです。
日本での古くからの入浴剤の定番といえば、
やはり端午の節句での菖蒲湯や、冬至の頃での柚子湯が代表的です。
これらはどちらも健康を願う風習として古くから行われており、
現在でも菖蒲湯や柚子湯に近い薬効の入浴剤が売られていることからも明らかです。
中には温泉地の名物としてリンゴなどの植物を入れるケースもあるようです。
その一方で、入浴剤に関するトラブルもいくつかあります。
例えば硫黄が含まれている入浴剤については給湯器内部の銅と反応を起こし、
給湯器にダメージを与えることもありますし、
長時間入浴剤を浴槽に入れたままにしておくと、
風呂釜に負担をかけるということも知られています。
これからの季節、ますます寒くなってきます。
お風呂に入浴剤が必要という方は取扱に注意しつつ、
楽しいバスタイムを満喫してください。