かき氷の昔と今
皆様こんにちは。
石の武蔵家システム担当のやまもです。
夏の暑い日に食べる冷たい食べ物と言えば、
やはりかき氷を外すことはできないでしょう。
特に夏のお祭りで白地に赤い文字で「氷」と書かれた幟(のぼり)のお店で売られているかき氷は、
綿菓子・たこ焼き・焼きそばといったお祭りには欠かせない、
夏の風物詩の一つともいえます。
そんなかき氷を作るためのかき氷機ですが、
その歴史は100年以上前である1887年頃に特許が取られたのが始まりです。
かき氷機が発明されるまでは天然の氷を刃物の刃先で削ぎ落すという方法で、
現代の日本料理として用いられている方法ではありますが、
かき氷を作るのは並大抵な労力ではなかったそうです。
現在市販されているかき氷機は、
まるで鉋の様な刃がついた台座の上に氷を乗せて、
手回しないしモーターで氷を回転させることでスライス上に削っていき、
それがシャキシャキとした触感のかき氷を生み出しているわけです。
近年では冷蔵庫で作られるブロックアイスからかき氷を作ることが可能なかき氷機も登場、
また、シロップ自体も一般的なスーパーで販売されるようになったことから、
家庭でも作ることができる比較的身近な食べ物になってきました。
最近ではお祭りの屋台だけではなく、
かき氷を専門に販売する飲食店も増えてきています。
専門店ならではのキメの細かい氷や上質なトッピングなど、
屋台で食べるかき氷とはまた違ったおいしさを持っています。
皆様も一度試してみてはいかがでしょうか?