リサイクルについて
皆様こんにちは。
石の武蔵家システム担当のやまもです。
リサイクルの必要性が認知されてから数十年、
現在でも小学校等では空き缶を回収してリサイクルに協力していますし、
職場や公共施設でも空き缶はリサイクルの為に分別される等、
以前よりも確実にリサイクルが認知されていると思われます。
ではそんな空き缶ですが、
実際にどのような工程を経てリサイクルされているのでしょうか?
アルミ缶リサイクル協会によると、
回収されたアルミ缶などの空き缶は業者によって再生工場に運ばれたのち、
まずは表面に塗られた塗装やフィルムを取り除きます。
その後約700度にも及ぶ高温によりアルミ缶を溶かし、
溶かしたアルミ缶を再利用しやすいように地金にします。
その後は地金となったアルミニウムは再び薄い板状に加工され、
アルミ缶として再利用されることになります。
この再生されたアルミニウムの地金を使った場合、
新しくアルミニウムの地金と比べて必要なエネルギーは大きく節約できるため、
資源の有効活用や地球環境保全に役に立つというわけです。
スチール缶も基本的にはアルミ缶のリサイクルと同様に、
集めたスチール缶を高炉に入れて溶かし、
それを再び使えるように加工する事でリサイクルしています。
意外なことにアルミ缶と比較して、
スチール缶の方がリサイクル率が高いようです。
現在日本における空き缶のリサイクル率は、
アルミ缶で92%以上、スチール缶に至っては93%以上と素晴らしい成果を上げています。
今後もリサイクルの流れを絶やすことなく、頑張っていきたい所です。