囲碁
皆様こんにちは。
石の武蔵家システム担当のやまもです。
スマートフォンを始めとした携帯端末の普及により、
囲碁や将棋といったテーブルゲームもスマートフォンで楽しまれることが多くなりました。
それでも囲碁や将棋の碁石や駒、碁盤といった商品はオンラインストアでも人気で、
日本のみならず海外からも注文が多いようです。
最近では囲碁の碁石に着色を施した物を発売したところ、
9月下旬からの追加販売から12月中頃には既に300セット以上売れているとのことです。
囲碁とは日本でも有名な2人対戦型ボードゲームです。
交互に盤上に碁石を置いて行く事で相手の碁石を囲い、
自分の碁石で囲んだ領域の広さを競うゲームです。
2000年以上前から中国をはじめとする東アジアを中心に親しまれてきたゲームで、
日本でも平安時代から広く親しまれてきており、
その様子は枕草子や源氏物語にも数多く登場しています。
日本における競技としての囲碁は江戸時代頃となっており、
家元四家を中心としたプロ組織により大きく発展し、
明治以降も囲碁は親しまれ、現在では日本棋院を中心として、
日々沢山のプロ棋士達が頂点を目指して切磋琢磨しているのです。
現在ではインターネットでの対戦も人気を博していますし、
最近では人工知能研究の一環として囲碁を打てるAIを作り、
AlphaGoという2015年に登場した囲碁プログラムが、
人間のプロ棋士相手に勝利を重ねたことも記憶に新しい出来事です。
また、囲碁の専門用語である「駄目」「布石」「定石」「捨て石」といった用語は、
そのまま日本の慣用句としても定着しています。