振り込め詐欺
皆様こんにちは。
石の武蔵家システム担当のやまもです。
近年振り込め詐欺の被害が拡大しつつあり、
大きな社会問題となりつつあります。
日本だけでなく海外でも高齢者や慈善団体を騙って振り込め詐欺を行うケースもあり、
アメリカの65歳以上の高齢者の5人に1人は投資詐欺に遭っているという調査もあります。
もちろん詐欺の通信傍受を可能とするための法律の改正案が施行されたり、
警察が日々振り込め詐欺への注意喚起を行うなどの対策を取っていますが、
犯罪件数自体は増加傾向が続いています。
ここ最近一番多い手口としては「手公型」と呼ばれる手口です。
これは医療費の還付金や税金の還付金等の名目で信頼させ、
被害者に取引先の金融機関名とキャッシュカードの暗証番号を聞き出し、
しばらくして自宅に来た金融機関職員を騙る人間がやってくる等、
主に警察官や金融機関の職員であると装ってカードをだまし取る手口です。
この手口を防ぐのが難しい点としては、
警察官の服装や金融機関職員に見せかけたスーツと職員証といった、
見た目で信頼できると思わせる点で騙されてしまうようです。
また、「法務省管轄支局」「法務省管轄支局民事訴訟管理センター」等の、
実在していないが実在していそうな名称を使って、
「消費料金に関する訴訟最終通告のお知らせ」等の、
決断を急がせるはがきや封書を送る所も防ぎにくい点だといわれています。
警察庁ではこういった振り込め詐欺に遭わないように、
日々テレビやラジオ、インターネットといった情報発信を行っています。
特に高齢者の方が住んでいる所は狙われやすいと言われていますので、
そのような封書などが届いたら、まずは警察に相談しましょう。