お墓 移設
石の武蔵家では、新規のお墓建立や修理修復も行っておりますが、その他にお墓の移設工事もお引き受けいたします。お墓の移設といっても、お墓を一つにまとめるための移設もあれば、遠いお墓を移設して、近くに新しいお墓を求める場合もあるでしょう。そして移設するには、古いお墓の処分費用も掛かりますし手続きが必要になります。
処分するのは、まず墓石です。墓石の大きさによってもかかる費用が変わってきますが、この墓石処分が移設の中で最も費用が掛かる部分だと思います。墓石とは別に納骨されていた部分、つまりカロートも撤去しなければなりません。
そして、もちろん納められていたお骨も取り出すことになります。また、古いお墓から出されたお骨を納めるための新しいお墓が必要になりますが、移設先の紹介や墓所の工事を当社でさせていただくこととなります。
お墓の移設には、家の引越し同様に様々な申請が必要です。まず、現在のお墓がある市町村役場から改葬許可申請書を取り寄せ、現在の埋葬先のお寺や霊園に管理者名の記名捺印をお願いし、埋葬証明書を発行してもらわなくてはなりません。同時に新しい埋葬先からは、受入証明書を発行してもらうことになります。
この3つの書類がそろって、初めて市町村役場では改葬証明書を発行してくれますので、この改葬証明書を持って、お骨を出していただき改葬証明書と受入証明書を添えて、新埋葬先に納骨していただくことができるわけです。
つまりお墓の移転は、新しく埋葬できるお墓が決まってから、古いお墓からお骨を出すことが可能になるわけです。とりあえず、古いお墓からお骨を出してしまうということは、できないという仕組みになっています。
また、お墓の移設にはお寺のしきたりや、お布施の決め事がお寺ごとに霊園ごとに決められていますし、新しいお墓の寺院にも改葬受入についての決め事がありますので、事前に確認することが必要になってくるでしょう。
お墓の移設につきましては、難しい問題も出てくることがありますので、石の武蔵家にご相談ください。