住職のお人柄
清立院 榎 一優 ご住職の代になり19年が経ちます。
住職となる以前には社会人の経験があり、一般的にイメージされるような付き合いが難しい住職という感じではなく、気さくで親しみやすい方です。
住職は寺院と檀家という堅苦しい関係を好まず、何でも相談ができる身内のような関係を作ることができるように、日々皆様とのコミュニケーションを大切にされている方です。
一見すると強面で近寄り難い雰囲気がありますが、お会いして話をすると、その人柄の良さと心温まる親しみやすさが滲み出るのが清立院住職の魅力です。
住職からのメッセージ
清立院は日蓮宗の寺院墓地です。お寺の墓地というと、よく「寄付」があるとか「負担」が大きい等のイメージが浮かぶと思われますが、清立院では寄付金は一切必要ないという考えでやっております。また、ご葬儀やご法事などの金額についても明朗にさせて頂いており、お墓を護る方々に対して、余計な心配や不安を与えないように運営をしております。
とは言え、良い事ばかりをお伝えし、後々になって「聞いていない」や「約束と違う」等の不安や悪いイメージを全て払拭できるかというと、そういうものでもありません。そのため、清立院ではそのような不安や心配を解消するために、墓所をお求めになる前に必ず実際に皆様とお会いして、お寺の考えをしっかりお聞きいただき、皆様にとって安心できるお寺であることをご理解いただいております。
また、お寺と檀家の関係で一番大切なことは信頼関係だと考えており、皆様とのご面談の時には住職という立場ではありますが堅苦しい関係ではなく、気軽に何でも相談ができるようなアットホームな雰囲気でお話をさせて頂いております。
住職の仕事というのは、基本的には葬儀や法事を執り行う事が主となります。
しかし私個人としては、ただ儀式的に仏事を行うのでは本当の意味での供養にはならないと考えております。ご住職がご尊家にとって大切なご先祖様との接点となる立場として、草葉の陰から見守って下さるご先祖様からのメッセージをより分かりやすくご尊家にお伝えすることによって、メッセージが儀式的なものではなく、ご先祖様に対しての敬虔の念として感じて頂くことが大切な務めだと考えております。
清立院では毎年お盆の時期になると、お檀家さんとの交流を兼ねて一泊二日で千葉県にて「灯篭流し」を行っております。この灯籠流しは、ご先祖様の供養として海へ灯篭を流すことで、ご先祖様のご供養の大切さを感じて頂く年中行事です。
このように、清立院は気兼ねなくお付き合いのできるお寺ですので、お気軽にお越しくださいませ。