木綿豆腐と絹ごし豆腐
皆様こんにちは。
石の武蔵家システム担当のやまもです。
今年も残すところあとわずか。
それに伴い季節も冬に近づき、寒くなってきました。
寒くなれば必然的に暖かい食べ物が人気になります。
その中でもお手軽なのはやはり湯豆腐でしょうか。
昆布だしと豆腐と薬味さえあればすぐ作れるシンプルさもあって、
準備に時間がかからずにお手軽に食べられるのは非常に便利です。
ところで豆腐には絹ごしと木綿の2種類がありますが、
これらは一体何がどう違うのでしょうか?
一見するとそれぞれ木綿の布で作ったから、
あるいは絹の布で作ったからそういう名前で呼ばれていると思われますが、
実際にはそれぞれ異なった製法で作られています。
木綿豆腐は豆乳に凝固剤を加えて固め、
それを崩してから圧力をかけて水分を絞り再び固めたもので、
絹ごし豆腐は木綿豆腐よりも濃い成分の豆乳に凝固剤を加え、
そのまま固めて作ったものを言います。
これらの製法の違いにより、木綿豆腐はしっかりとした触感と舌触りが、
そして絹ごし豆腐はきめ細かく滑らかな舌触りとなっているわけです。
また、栄養価についても若干異なり、
木綿豆腐は水分を絞り圧力をかけて関係で栄養分も圧縮され、
絹ごし豆腐と比べてタンパク質・カルシウムなどの成分がより多く含まれます。
その一方で絹ごし豆腐は水分はそのままなので、
水溶性の栄養素であるビタミンB群・カリウムが多く含まれるわけです。