ロッキングチェア
皆様こんにちは。
石の武蔵家システム担当のやまもです。
つい1~2か月前にはまだ半袖でも十分だった気温がグングン下がり、
もはやコートとマフラーが無いとやっていけないレベルの寒さです。
こういう日が続くと暖かい炬燵でミカンでも食べながら、
ゆっくりと過ごしたい気持ちになります。
皆様の中にはロッキングチェアに座って、
暖炉の炎を見ながらゆっくりと過ごしたいという方もいるかもしれません。
ロッキングチェアは別名揺り椅子とも呼ばれる、
椅子の足の下にカーブを付けた板が取り付けられた椅子です。
座る人が体の重心をずらす事により椅子を前後に揺らすことができ、
ゆっくりと優しく揺れる事からストレスの少ない位置や角度で座ることができ、
結果として快適に座ることができる椅子とされています。
18世紀初頭に北アメリカのイギリス植民地で使用されていたのが最初といわれていますが、
いつどこで誰が発明したのかはわかっていません。
元々は庭で使うための椅子であったようですが、
18世紀初頭に作られたウィンザーチェアは、
鳥かごの様な細い支柱を密集させ、
背もたれ部分は大きく上に半円を描くように膨らんだスタイルで一世を風靡します。
現在の様な優美な曲線状のロッキングチェアは、
1860年にドイツの職人により現在の様な完成形へとなってきます。
現在では折り畳み式のロッキングチェアを始め、
木製以外の様々な素材を活かしたロッキングチェアが登場しています。